ケイ素と食品と脳の関連＆自然派スキンケア

ケイ素とは

ケイ素とはシリコンと呼ばれます。

地球上で酸素に次いで2番目に多く存在する元素で、石英や砂などのミネラルの主成分です。ケイ素は半導体として電子工学や情報技術に広く利用されています。靭帯にも必要なミネラルで、骨、間接、皮膚、髪、爪などの健康に役立ちます。

ひじき：100gあたり約10mgのケイ素を含みます。ひじきは、カルシウムや食物繊維、ビタミンBなども豊富に含む栄養価の高い食品です。

つくし：100gあたり約9mgのケイ素を含みます。つくしは、春になると河川敷や公園などに自生しています。つくしは、ビタミンCやカリウム、鉄分なども含む食品です。

昆布：100gあたり約3mgのケイ素を含みます。昆布は、だしとして使われることが多いですが、そのまま食べるとケイ素やヨウ素、マグネシウムなどを摂取できます。

乾燥わかめ：100gあたり約7mgのケイ素を含みます。乾燥わかめは、味噌汁やサラダなどに使われることが多いです。乾燥わかめは、カルシウムやカリウム、食物繊維なども含む食品です。

玄米：100gあたり約5mgのケイ素を含みます。玄米は、日本人の主食であるお米のもとになる穀物です。玄米は、ケイ素のほかにもビタミンBや食物繊維、マグネシウムなども含む食品です。

その他にも、牡蠣、こんにゃく、さつまいも、セリ、豆腐、カレイ、納豆、椎茸、きゅうり、ほうれん草、いちご、アスパラガス、牛乳などもケイ素を含む食品です。

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ケイ素は、脳の中心部にある松果体の主成分で、睡眠を調節するメラトニンや幸せホルモンのセロトニンなどを分泌する役割があります。

ケイ素には高い抗酸化力があり、活性酸素を除去して脳細胞のエネルギーを高める効果があります。

ケイ素は、食物繊維の細胞膜の構成成分であるため、そのままでは吸収が難しいです。ケイ素を効果的に摂取するには、以下のような工夫が必要です。

腹6分目に食べて、胃酸の塩酸によって分解し、水溶性にする方法。
食物繊維食品を長期間発酵させることによって、水溶性に変換させる方法。発酵食品や酵素食品が該当します。
食物繊維食品を長時間煮込むことによって水溶性になり、吸収しやすくなる方法。野菜スープや煮込み料理、漢方薬などが該当します。

ケイ素は、食品からだけでは摂りづらい場合もありますので、サプリメントなどを併用することもおすすめします。

ケイ素は、食事から摂取するのが一般的ですが、食物に含まれるケイ素はごくわずかしかありません。1 例えば、40mgのケイ素を食事から補う場合、ホウレン草であれば200株、玄米であれば40合と、とても現実的ではない量です。

ケイ素を効率的に摂取するには、

ケイ素を多く含む食品を選ぶ。玄米、ひじき、わかめ、アサリ、ジャガイモ、サツマイモなどの穀物類や海藻類、赤カブやアスパラガスやバナナなどの野菜類や果物類などがおすすめです。
ケイ素を含む食品を加熱しすぎない。

ケイ素は高温に弱く、加熱しすぎると分解されてしまいます。

蒸す、茹でる、炒めるなどの調理法が適しています。
ケイ素を含む食品を酢やレモンなどの酸と一緒に食べる。

酸はケイ素の吸収を助ける効果があります。

酢の物やサラダ、ドレッシングなどに利用しましょう。